2026年9月8日、兵庫県立大学先端医療工学研究所において「先端医療工学シンポジウム2026」が開催されました。本シンポジウムは、大学院生による日頃の研究成果を広く共有するとともに、分野を越えた交流を通じて、新たな共同研究の創出や医療への応用につなげることを目的として実施されました。
当日は、看護介護、バイオ分析、食栄養、医療AI、医療システム工学という横断的な5つの部門から、全32演題の発表が行われました。講義室での各部門のショートプレゼンテーションに続き、共同実験室などで行われたポスター発表では、参加者間で活発な質疑応答や意見交換が交わされました。医療・健康に関する分野のさらなる発展が期待される、熱気あふれる時間となりました。







また、本シンポジウム内において、兵庫県立はりま姫路総合医療センター(愛称:はり姫)副院長の村津裕嗣先生より、現在同院が挑戦されている「ドクターカー導入に向けたクラウドファンディング」に関するお話がありました。地域の救急医療体制を強化し、一つでも多くの命を救うための熱意あふれるプロジェクトについて共有いただき、参加者一同、医療現場のリアルな課題と取り組みに熱心に耳を傾けていました。
(プロジェクトの詳細はこちら: https://readyfor.jp/projects/harihime)

プログラムの最後には藤田孝之所長からの授与による表彰式が執り行われました。4名の受賞者の皆様、おめでとうございます。長宗高樹副所長の閉会挨拶をもって盛況のうちに幕を閉じました。
【優秀発表 受賞者】
・島田 蓮 さん(バイオ分析部門)
演題: 電気回転を用いた2種類のがんスフェロイドの非侵襲的電気特性評価
・谷野 日向子さん(食栄養部門)
演題: 生地質量の違いに起因する大豆混合系食パンの食品構造・力学特性と咀嚼筋筋電図解析
・足立 雄大さん(医療AI部門)
演題: MRIを用いた内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP) における胆管膵管ナビゲーションシステムの開発
・中山 瑳希さん(医療システム工学部門)
演題: 複雑形状の骨髄内における薬液投与最適化システムの構築








